便秘解消

水と人の関係性とは

人間にとって、水はなくてはならないものですが、年齢を重ねるにつれて、体内に蓄積される水の量というのは減少していきます。
その理由は、中年くらいまでは脂肪分が水にとって代わるからであると言われています。
ただし、老人が体内の水の割合が少なくなる理由は脂肪が原因ではなく、細胞内の水分の低下が原因だとされています。

これは老化現象の一つだととらえられており、筋肉が衰えていくようなことと同じものです。
では、体重に対する水の割合は、世代ごとにどのくらいになるのでしょうか?
一般的には、乳児で80%、成人で70%、老人では50%にまで減少するとされています。
一日に必要な水の必要量として、スポーツなどをせずに普通に日常生活を送るだけでも、一日に2リットルほど摂取しています。

これは、汗や尿で失われた分を取り戻すためです。
飲み物だけでなく食べ物からも水分を摂ることができます。
また、水分補給の目安として、喉が渇いたときに水を飲みますよね。
のどが渇いたサインを受けて水分を摂取しても、発汗によりすでに失われた分の65%ほどしか補えないそうです。

また、水分補給のための水の選び方を考えることも大切です。
汗の組成は、99%の水と、1%ほどのナトリウムと電解質(イオン)からできています。
市販されているスポーツドリンクでは塩分や糖分が多すぎることになります。
水は小腸で吸収されますが、糖分が多いと胃に停留する時間が長くなり、内臓に負担をかけることになってしまいます。
ナトリウムや電解質を効率良く摂取するには、ミネラルウォーターがおすすめです。

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